「今月の目標(KGI)は達成できそうか?」
「そのためのKPIはどうなっている?」
上司から詰められるこれらの言葉。言葉の意味はわかっていても、「なぜその数字を追っているのか」を腹落ちして理解できていないと、仕事はただの「数字合わせ」になってしまいます。
実は、多くの人が「達成不可能なKGI」を立てて自爆するか、「意味のないKPI」を追って時間を無駄にしています。 この2つの正しい関係を知ることで、あなたの努力は初めて「結果」へと直結するようになります。
【比較表】KPIとKGIの違い
一言で言うと、「最終的なゴール」か「そこへ至る道しるべ」かの違いです。
| 項目 | KGI(重要目標達成指標) | KPI(重要業績評価指標) |
|---|---|---|
| 役割 | 最終的なゴール(結果) | 通過点・プロセス(過程) |
| タイミング | プロジェクトの終了時 | プロジェクトの進行中 |
| 具体例 | 売上1,000万円、成約数100件 | 訪問数500回、架電数1,000回 |
| たとえ話 | 山の「頂上」に立つこと | 一歩一歩の「歩数」や「方位磁針」 |
「数字のための数字」を追って失敗した体験談
以前の私は、ブログの売上を上げること(KGI)に必死で、「とにかく記事を毎日更新する」ことをKPIに設定しました。
結果として、毎日必死に書きました。KPIである「記事数」は100%達成です。
しかし、肝心の売上(KGI)は1円も上がりませんでした。なぜなら、「読者の悩みを解決する」という視点が抜け、「記事を出すこと自体」が目的になってしまったからです。
不適切なKPIを追うことは、間違った方向へ全力疾走するのと同じ。KGIに直結する「正しいKPI(質の高い記事、適切なキーワード)」を選べていなかったのが敗因でした。
正しい目標設定「KPIツリー」の考え方
目標を達成するには、KGIを分解してKPIを作る「KPIツリー」が有効です。
- KGIを決める:
「月間1万PV達成」など。 - 要素を分解する:
PVを増やすには「検索流入」か「SNS流入」か。 - KPIに落とし込む:
「週に3本、検索ボリュームのあるキーワードで記事を書く」
「Xで毎日3回有益な発信をする」
「これをやれば、勝手にKGIが達成される」状態を作ることが、プロの仕事です。
まとめ
- KGIは「どこへ行くか」を決めるもの
- KPIは「どうやって行くか」を測るもの
まずは「最終的に何を成し遂げたいか(KGI)」を明確にしましょう。
その上で、今日一日何をすべきか(KPI)を決めれば、迷いは消えます。



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