「昼一」と「午後一」の違い|正しい意味・使い方・時間の目安を徹底解説

言葉の違い
スポンサーリンク
先日、友だちに「じゃあ、○日、昼に行くね~」と伝えたら、まさかの返事が…
「午前12時だよね?」って確認されたんです。
私の中では「お昼=正午」だったのでびっくり。
でも確かに、「午前12時」「午後12時」ってどっちが昼か夜か分かりにくいですよね。

「昼一」と「午後一」の違いは?

まず整理すると、「昼一」や「午後一」という言葉には明確な公式ルールはありません。
ただし、一般的な感覚ではこう理解されています。

  • 昼一=正午(12時)から仕事や予定を再開して最初の時間帯。おおよそ「13時前後」。
  • 午後一=午後の最初、つまり「13時ごろ」。会議や訪問予定でよく使われる。

つまり、昼一と午後一はほぼ同じ意味で「13時ごろ」を指すと考えるのが無難です。
ただし、地域や業界によって微妙にズレることがあるので要注意です。

「午前12時」「午後12時」問題とは?

ここで厄介なのが「午前12時」と「午後12時」の表記です。
実はこれ、日本の時刻制度に由来しているんです。

1872(明治5)年に「太政官達第337号」という通達で定められたルールによれば:

  • 午前=零時から12時まで
  • 午後=1時から12時まで

このルールに従うと、

  • 昼の12時=午前12時
  • 夜中の12時=午前零時(または午後12時)

…という、なんとも分かりづらい表記になってしまいます。
特に「午後12時」は「昼」と勘違いされやすく、誤解のもとになるんです。

実際の運用ルール

混乱を避けるため、現在は各業界で独自ルールを設けています。

  • 天文台:「正午」「零時」と表記し、午前・午後はつけない。
  • 新聞社:昼の12時は「正午」、夜中は「午前零時」と統一。
  • 交通機関:鉄道・飛行機の時刻表は24時間制を採用。

つまり、厳密な法律上のルールよりも、「正午」「午前零時」「24時間制」のほうが誤解なく伝わるため、今では広く使われているんですね。

正しく伝えるためのコツ


・「昼一」「午後一」=13時ごろと伝わることが多い。
・「午前12時」「午後12時」は使わず、「正午」「午前零時」と表記する。
・ビジネスでは24時間制で「13時」と明記するのが安全。
👉 こちらも調べましたので是非合わせてご確認ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓
「ご教示」と「ご教授」の違いとは?正しい使い方とビジネスでの注意点【例文有】
メールで教えてもらいたいときビジネスなら「ご教示ください」と「ご教授ください」ってイメージしたけど実際どっちなの? 調べてみるとどちらも「教えてほしい」というニュアンスを含んではいますが、意味や使う場面では注意が必要みたいです。 なぜな...

まとめ|私のおすすめ表現

・昼一・午後一は「13時ごろ」
・お昼の12時=「正午」
・夜中の12時=「午前零時」

いろいろ書きましたが、私はやっぱり「お昼の12時は=正午」と表すのが一番わかりやすいと思っています。
だって、NHKのアナウンサーが「正午になりました」って言うと、誰でも「お昼だ!」と分かりますよね(笑)
だからこそ、私は仕事でもプライベートでも「正午」「13時」と表現するようにしています。

時間の伝え方はちょっとしたことですが、誤解が減れば人間関係もスムーズになります。
ぜひ、みなさんも「昼一」「午後一」「正午」を正しく使い分けてみてくださいね。

コメント