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イギリスのサンタさんファザークリスマスは赤ではなく緑の衣装??

行事

皆さんは、サンタクロースって誰だか知っていますか??
実は、サンタクロースは、実在の人物がモデルになっているのです。

サンタクロース名前の由来

サンタクロースという名前は、オランダ語の「シンタクラース」を由来としています。シンタクラースとは、4世紀ごろに実在したキリスト教の聖人「聖ニコラウス」のことなのです。
ある町に、貧しさに堪えきれずに、娘を身売りしなければならなくなった家族がいました。聖ニコラウスはそのことを知り、真夜中に、こっそりその家の煙突から金貨を投げ入れたのです。その金貨のおかげで、この一家は娘を身売りせずにすみました。
今でも、オランダでは、シンタクラースから贈り物をもらえるのは「聖ニコラウスの日」である12月6日の前夜だそうです。
19世紀に入って、この風習がアメリカに伝わり、そこで「シンタクラース」は「サンタクロース」に名前を変え、クリスマスの前夜にその1年良い子だった子供たちにプレゼントを届ける存在になったのです。
このサンタクロース、実は、国によってその呼び名が違ったりするのです!

ロシアでは、ジェド・マロース。
フランスでは、ペール・ノエル。
イギリスでは、ファザー・クリスマス。

ほんとに様々な呼び方があります。

ファザー・クリスマスの衣装は緑?

どこの国でも、今は同じく、赤い服を着た優しいおじいさんのイメージに思うのですが、実は、イギリスのファザー・クリスマスは、太陽の復活と春の訪れを祝う、喜びや希望を擬人化した妖精だったのです。イギリス北部のケルト文化の影響を受けた存在で、冬至の祝祭に姿を現し、酒盛りをして冬の終わりを祝っている人々に贈り物を届けてまわるのだそうです。
かつては「お酒を持った陽気なおじさん」といった風貌で緑色の帽子と服を着ていたらしいのですが、(妖精らしく、緑色なのでしょうね ^^) 19世紀中頃から「慈愛に満ちた優しそうなおじいさん」というサンタクロースに似た姿に変わっていったようです。そして、服の色も妖精色?の緑から、私たちのよく知る赤色に変わって行きます。

赤い衣装はコカ・コーラが関係している!?

ところで、どうして、サンタクロースは赤い服を着ているのでしょう??
私たちにとって、サンタクロースが赤い服を着ているのは極当たり前な感じですが、実は古いクリスマスカードに描かれているサンタクロースの服は、青や紫、毛皮でできたものなど、様々だったのです!!
だとしたら、赤い服が定着したのはいつから???
実は、その赤い服のサンタクロースの決定打を放ったのは・・・
皆さんもよくご存知の、コカ・コーラ社だったのです!!
コカ・コーラは当時、コカインやカフェイン、アルコールが入っているといったように「悪い飲み物」のイメージが強いものでした。
そこで、子どもにもうけるように、その悪いイメージを払拭するためにコカ・コーラ社が目をつけたのがサンタクロースだったんです!!!
つまり、「サンタクロース」 = 「良いイメージのキャラクター」 というわけです。

そして皆さん、思い出してみてください! コカ・コーラ社のコーポレートカラーを!!
そう! 「赤と白」ですよね(*^^*)
自分の会社のイメージカラーである赤と白の服を着せたサンタクロースを誕生させちゃったわけなのです。
さらに、サンタクロースのモットーである「子どものいるところだったら、どこへでも行くぞ」が「人間のいるところだったら、どこへだって売りに出かけるぞ」というコカ・コーラ社の目標とあいまって、コカ・コーラ社はそれまでのイメージをみごとに払拭させたのでした!!
そのおかげで、世の中のサンタクロースのイメージは、「赤に白のトリミングのある服を着た、優しい顔をしたおじいさん」に定着したということです。

まとめ

なんの疑問も持たずにいた、赤い服のサンタさん。
裏には、会社の戦略があったなんて、ちょっとびっくりですよね??
でも、きっと、今年も、世界中の良い子のもとに素敵なクリスマスプレゼントを運んでくれるはずです♪
皆さんも、良いクリスマスをお過ごしくださいね(*^^*)

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