認知症を予防するにはラベンダーが効果あると言うが嘘、本当?

ご存じの通り認知症は、現代病のひとつになりました。認知症と言えば老人と名刺がついていますが若い方や病気によれば幼児でもなりうるといいます。
最近テレビで、認知症について間違いがある報道があります。何が正しくてなに嘘なのかご紹介します！

認知症には色々な症状があります。
認知症予防には、ラベンダーが効果ある？
まとめ
1. こちらの記事も人気です！

認知症には色々な症状があります。

認知症は、現在のなかではだれでも知ってる病気ですね。
だけど知っている認知症の症状は「記憶の喪失」ですね。
よく皆さんが知っている認知症の症状は、「ごはんはいつ食べさせてくれんだい?」といま食べたのに食べていないと怒りだすことです。

ここで認知症のことを論じると論文並みになりますからいくつかご紹介します。
よく聞くのが、アルツハイマー型認知症です。
脳の萎縮が起こり過去の記憶は覚えていてもそれは曖昧で作られた記憶にすぎません。

認知症は自然にできる症状だけではありません。
事故から起きることもあります。脳血管認知症です。
この症状は、脳卒中や脳梗塞などからくる認知症です。
脳のダメージと言えば神経や筋肉の委縮が原因と思われますが実は、脳のダメージから起こる認知症と見えます。症状的には、アルツハイマー型と一緒です。

現代の医学界で認知症は、次のサイトで発表しています。
認知症ねっと
このサイトの中で3番
目に多いと最近言われているレビー小型認知症です。
この認知症は、日本人が見つけた認知症です。
夜になると徘徊などや活動が激しくなる症状があります。

認知症は治る？嘘、本当？

よくテレビ番組や情報番組で「認知症は、治る」と言います。
現代の医学で認知症は治ると言う事はありません。
ガンですら何年物研究で余命が伸びるぐらいです。
認知症なら進行速度を遅らせることが最前線です。

それならなぜマスコミは完治するとなど言っているのでしょうか?
上記の紹介参照したサイトを見て下さい。
「正常圧水頭症」という病気があります。実はこれも認知症の一種で、脳脊髄液が溜まり障害を起こす、脳圧の上がりにくい水頭症です。
脳のまわりには水分で脳を守られています。その水分の量が上がれば脳は、圧力を受けて認知症のような症状が起こります。いわいる海馬に圧力が加わり特に記憶が低下するといいます。

認知症予防にアロマが効果あるといいますが。。。

認知症は、防げないのか? 若いころの遊び過ぎやストレスなどから起こる症状と噂は独り歩きし研究以上に進んでいく事があります。

最近話題になっているのがアロマセラピーと言われています。
別にアロマが認知症に効果があると言うわけではない。
認知症患者を調べてみると嗅神経が弱くなりダメージが少しずつ海馬に伝わり、記憶機能を破壊しながら脳全体の機能を低下させていく、それが認知症を発症するメカニズムだったのです。

「アルツハイマー病においては、記憶が障害される前に嗅覚が障害される」と論文を発表した医師がいました。2003年のアメリカである。
論文http://ajp.psychiatryonline.org/doi/abs/10.1176/appi.ajp.160.11.1995
さてこれに着目した研究者がいました。日本における認知症アロマセラピーのパイオニア的存在である鳥取大学の浦上克哉教授でした。

嗅神経はもともと脳神経より再生能力が高く、香りなどによる効果的な刺激で機能が回復しやすいといいます。
嗅神経が正常に戻れば連動している海馬も活性化し、認知症は改善に向かっていくと言われていますが、これは悪魔でも仮説です。

2005年日本認知症学会会報誌に発表した研究論文の中で発表された、浦上先生の開発した「TDAS認知症テスト」も拝見していただきたい。

認知症の予防になるからと鵜吞みにするのは危険!?

将来は認知症などの病気にはならないようにする?だからアロマテラピーで予防しなくちゃ! チョットまってください。
最近、雑貨店でアロマテラピー用の香りや器具などが販売されています。

値段を見ればそれなりの高額でそれだけで記憶が無くなりそうです。
ここで疑問なのが本当にあなたに効果があるかです。
効果がないのにやっても仕方がありません。逆に臭いが鼻の中に残り周りの臭いが分からなくなる錯覚に陥ります。
また、ご本人は知らなくてもアロマの臭いをかいだだけでアレルギーになり何らかの症状は出て苦しんでしまいます。

もしもなんらかの症状がでれば中止してください。
窓を開けて換気などを行うか、手などについたら洗うようにして下さい。