ウインナーとソーセージの違いって知っていますか??
どうしてかというと、あれはつい先日の夕飯の準備中・・・。
長男くんに「冷蔵庫からウインナー取って~」と願いしたところ、この魚肉ソーセージを持ってきてくれたんです。
「違うよ。ウインナーだよ」と訂正したのですが、「これはウインナーソーセージでしょ? だって書いてあるもん」と言われてしまいました。 確かに・・・。
なので、ちょっとウインナーとソーセージの違いについて調べて、長男くんに説明してみる事にしました。
ウインナーとソーセージの違い
私の中では何となく、ウインナーが短くて、ソーセージが長いという勝手なイメージがあったのですが、調べてみると違うんですね。
ソーセージの中に、「ウインナー」があるらしいのです。
ソーセージの定義
「ソーセージとは、肉をひき肉にして味付けなどをしたうえで、腸などにつめたものの総称」
ソーセージは、原料や製法によって千以上の種類があります。蓄肉(豚肉・牛肉など)を細切りにし、香辛料と練り合わせ、ケーシング(薄い膜状の袋)につめた食肉加工品を一般にソーセージと呼んでいるのです。
つまり、
「ウインナー」は「ソーセージ」の中の一種類??
はい。そうです。
「ソーセージ」というカテゴリーの中に「ウインナー」だったり「フランクフルト」だったり「ボロニアソーセージ」「魚肉ソーセージ」といったものがあるのです。
ちなみに、「ウインナー」は、豚肉と牛肉を塩漬けしたものに香辛料を加えて練り合わせ、ケーシング(羊などの腸)に充てんした後。燻製・ボイルしたものでオーストリアのウィーンが発祥地のソーセージです。
以前は、羊・豚・牛の何の腸に肉をつめるかで、呼び方が変わっていました。元来、ソーセージは動物の腸に加工して薄く延ばしたものの中に肉をつめて作っていたのですが、最近は、人口の皮(ケーシング)が用いられることがほとんどになりました。そうなると、呼び方がすべて一緒になってしまいますよね。
なので、最近の日本では人工の皮(ケーシング)を使ってソーセージを作った場合、日本農林規格(JAS)によって、「太さ」を基準に呼び方が分類されるようになっています。
「JAS規格とは、農林水産大臣が制定している、日本農林規格(JAS規格)による検査に合格した製品にのみ『JASマーク』を貼ることを認めている制度。規格の制定には、必ず、消費者・生産者・学識経験者などから構成され、『農林物資規格調査会(JAS調査会)』の議決を経なければならない様に決められています」
種類
では、細かくその分類をみていくことにしましょう。
・ウインナーソーセージ
羊の腸に肉をつめたもの
または、太さが20mm未満のもの
・フランクフルトソーセージ
豚の腸に肉をつめたもの
または、太さが20mm以上36mm未満のもの
・ボロニアソーセージ
牛の腸に肉をつめたもの
または太さが36mm以上のもの
ちなみに、ソーセージの中身についてはほとんど違いがないそうです。
魚肉ソーセージ
では、我が家で大活躍の魚肉ソーセージは一体何なのでしょうか?
あれは、何かの皮に蓄肉がつめられているものではないですよね??
「魚肉」って、でかでかと書いてありますし・・・。
調べてみたところ、「魚肉ソーセージ」はスケトウダラなどの冷凍すり身50~60パーセントに、豚油、調味料と香辛料を混ぜ、練り合わせたもので、大正時代から日本各地の水産試験場で魚肉を使用した、ハム・ソーセージ風食品の開発が進められ作られたものなのだそうです。
なんと!? 日本オリジナルの食品だったんですね。
形を真似したことから「ソーセージ」ってつけられていたという事実!!
まぁ、美味しいからいいですよね(笑)
まとめ
・「ソーセージ」の中に「ウインナー」「フランクフルト」「ボロニアソーセージ」といった種類がある。
・何の動物の腸に肉をつめているか、もしくは、その太さで呼び方が変わってくる。
・魚肉ソーセージは、日本オリジナルのソーセージのようなもの。
なるほどね。これで、長男くんに説明をしてあげることができます。
「ウインナー取って」と頼んだときには、羊の腸に肉をつめたものか、太さが20mm未満のものを取って来るんだよ~って(笑)
まぁ、今回の調査の結果は、私の中にとどめておき機会があった時に披露することにします。
子どもには難しいですものネ。
せっかく調べてきましたが、我が家では「ウインナー」と「魚肉ソーセージ」で子どもたちに区別してもらうことにしておきます♪
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