もやしって、ちょっと今月、食費がかさんでるかも~って時に、とても頼もしい食材だと思いませんか??
野菜炒めをはじめ、ラーメンのトッピング、お好み焼きのキャベツの代わりに投入してみたり、豚肉と重ね蒸し煮してみたり、我が家では、意外と出番が多い食材です。
もやしと豆もやしの違いって何?!もやしは種類がある?【コスパ最強】
「もやし」って、実は穀物や豆類の種子を水に浸して、暗所で発芽、成長させたものの総称なのだそうです。
つまり、特定の植物をさせているのではないのです。名前の由来は「芽し」「萌し」からきているのだとか。
そうそう。なんと、カイワレ大根なども「もやし」に含まれるそうなのです。
ちょっと驚きですよね? スーパーで袋に入って売られている、あの野菜が「もやし」と呼ばれるものなのだとばかり思っていました。
となると、「もやし」とよばれるものの中にはいくつかの種類があるということになりますね。
・緑豆もやし
緑豆もやしは、グリーンマッペと呼ばれる大豆に似た緑豆を発芽させて作るもやしです。
日本国内では、もやしの9割を占めていて、やや太めでくせのない味をしています。
ラーメンや炒め物、鍋などのほかに、サラダなんかにも良く使われたりします。
ちなみに、我が家で大活躍のもやしはこの「緑豆もやし」です(^^)
つまり、我が家同様に一般的に「もやし」という場合には、この緑豆を発芽させた「緑豆もやし」を指すことがほとんどのようです。
・黒豆もやし
黒豆もやしは、ブラックマッペ けつるあずきと呼ばれる黒い豆を発芽させてつくるもやしです。
豆が黒いことからブラックマッペと呼ばれているようです。
しっかりとした細い茎で、しゃきしゃきとした歯ごたえが楽しめるもやしです。味はほのかに甘みがあるのが特徴です。
焼きそばやラーメン、お好み焼き、おひたしなどに使われます。
・大豆もやし
大豆もやしは、大豆を水に浸して暗所で発芽させて作るもやしです。
茎の部分が繊維質でやや硬さを感じます。そのしゃきしゃき感に加え、大豆の部分のこりこりした感じも特徴的なもやしです。
また、食感だけでなく、グルタミン酸やアスパラギン酸が豊富なことから、独特の旨みがあるのももう一つの特徴になります。
ナムルや炒め物、スープ、鍋、お味噌汁に使われます。
3種類のもやしの中で、一番栄養豊富なのが、この大豆もやしになります。
もやしと豆もやしの違い
ここまでの説明を読まれた方の中には、ピンと来た方もいるのではないでしょうか?
この3種類は「もやし」の中でも、特に豆類を発芽させて作られているのです。
つまり、この3種類は「豆もやし」ということになります。
そう。「もやし」と「豆もやし」の違いは、豆類を水に浸して、暗所で発芽、成長させたものか、豆以外の穀物の種子を水に浸して、暗所で発芽、成長させたものかの違いということなのです。
最強のもやし
さて、その「豆もやし」の中でも、特に私が最強と思うもやしは、ずばり「大豆もやし」です。
先にも書きましたが、大豆もやしは3種類の豆もやしの中でも、栄養が一番豊富です。
一般的なもやしの「緑豆もやし」と比較してみると、葉酸が3倍、カルシウムが3.7倍も含まれています。
また、血圧の上昇が気なるときにおすすめな「GABA」、成長ビタミンと言われる「ビタミンB2」、女性にうれしい「大豆イソフラボン」が含まれているのもこの「大豆もやし」です。
大豆イソフラボンは、骨の成分を維持する働きをするので、骨の健康に役立ちますし、「GABA」には精神を安定させ、リラックスをもたらす効果があります。
葉酸は、ビタミンB群の一種で細胞分裂やDNAの合成を行ってくれる効果があり、赤血球を作ることに働きかけるので、貧血気味な人にもおすすめですし、動脈硬化を起こす原因でもあるホモシステインを減らしてくれるという効果もあります。
ね? こんな効果があると聞いたら、大豆もやしを食べたくなっちゃいますよね??
まとめ
・「もやし」は、穀物や豆類の種子を水に浸して、暗所で発芽、成長させたものの総称。
・「もやし」と「豆もやし」の違いは、豆類を水に浸して、暗所で発芽、成長させたものか、豆以外の穀物の種子を水に浸して、暗所で発芽、成長させたものかの違い。
・「豆もやし」には「緑豆もやし」「黒豆もやし」「大豆もやし」。
・「大豆もやし」には、血圧の上昇が気なるときにおすすめな「GABA」、成長ビタミンと言われる「ビタミンB2」、女性にうれしい「大豆イソフラボン」が含まれている。
お財布に優しくて、栄養満点なんて、活用しない手はないですよね(^^)
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