小さいときは、あのグロテスクさから敬遠していた、牡蠣ですが・・・。
大人の今となっては、大好きです!!
実家の母は、食べ放題のバスツアーに行って、あたって帰ってくるくらい好きだったので、遺伝ですかね~(笑)
岩牡蠣と真牡蠣の違いって??
ところで、一口に牡蠣といっても、種類があることを皆さんはご存知ですか??
「岩牡蠣」と「真牡蠣」がそうですね。
この二つの牡蠣の違いについて、今回は書いてみたいと思います。
少し調べてみたところ、この、岩牡蠣と真牡蠣では、産卵時期や育つ期間、旬として出荷される時期や味、など違いが大きいようです。
産地で見てみても、岩牡蠣は日本海側が多いそうですし、真牡蠣は太平洋側で多く養殖されているようです。
岩牡蠣
岩牡蠣の旬は、夏です。水揚げの時期で言うと、6月~9月の約3ヶ月間がその旬とよばれる時期なのだそうです。
生息地は、海面下5m~10mの岩場になります。
私のイメージでは、この岩牡蠣、ぷりぷりと大きな身の牡蠣!という感じですが(^^)
岩牡蠣は、数ヶ月間という時間をかけてゆっくりと産卵するのだそうです。なので、水温が高い夏の時期でも味が落ちることなく私たちの食卓に上がってくれるのだそうです。また、成長もゆっくりと時間をかけて成長するのだそうです。だから、殻と身がとても大きく育つのだとか。そういわれれば、まるで岩の握りこぶしのような感じですよね。
なるほど、私のイメージはそこから来ているのでしょうね。
また、あの大きく頑丈な殻は、外敵から身を守る役目も果たしています。
真牡蠣に比べて、身に大きさも厚みもあるのが特徴なのだそうです。並べてみると、見た目で判別がつくほど、ボリュウミーさが自慢の牡蠣です。また、味のほうは大きさとは異なり、繊細でジューシーな味わいです。
って、書いているだけで、口の中が唾液で一杯になってきちゃいますね(笑)
あ~、食べたいな・・・。
それから、岩牡蠣には「天然物」と「養殖物」があるのも、その特徴の一つです。天然物のほうがおいしいような感じを受けますが、そうでもなく、計画して育てられる養殖物のほうが身がふっくらとしていて味が安定しているのだそうです。天然物の岩牡蠣のほうは、どちらかというと、真牡蠣の味に近いのだとか。
真牡蠣
では、もう一方の真牡蠣はどんな特徴があるのでしょうか?
こちらの真牡蠣は、旬が冬になります。冬の鍋なんかに入っている牡蠣が「真牡蠣」なのですね。水揚げの時期は、10月~4月の半年間です。意外と長い時期、水揚げされるのですね。
生息地は、エサとなるプランクトンや太陽の恵みが豊富な海面下50cm~6mの浅瀬になります。
岩牡蠣が産卵までにじっくりと時期をかけるのに対して、真牡蠣は、産卵時期の数ヶ月間に、一気に大量産卵するそうです。実は、牡蠣は産卵をすると体内の栄養素が落ちてしまうのです。
これは、牡蠣のうまみ成分であるグリコーゲンも例外ではなく、産卵後は大幅に減少してしまいます。では、おいしい牡蠣を私たちが口にするにはどうすればいいのでしょうか??
そう。産卵する前の真牡蠣を食すればいいのですよね?
というわけで、真牡蠣は産卵前の冬の時期が旬となるというわけなのです。
真牡蠣の大きさは、岩牡蠣と比べると小ぶりになるのですが、うまみが凝縮されて、クリーミーな味わいが特徴です。
うん、うん。 お鍋に入っている、熱々の牡蠣・・・、おいしいですものね~(><)
この真牡蠣は、岩牡蠣と違って、流通しているもののほとんどが養殖されたものになります。1年~3年間養殖されると、程よい大きさに最長してくれるみたいです。
養殖なので、産卵前のおいしい時期を逃すことなく、私たちの食卓に上がってくれるというわけですね♪
まとめ
・岩牡蠣の旬は夏。
・真牡蠣の旬は冬。
・岩牡蠣は、殻と身がとても大きく育つ。
・真牡蠣は、岩牡蠣と比べると小ぶり。
・岩牡蠣の味は、繊細でジューシー。
・真牡蠣の味は、クリーミー。
こうやって見てみると、実は、私の大好きな牡蠣って、1年を通して楽しめるということがわかりますよね♪
夏には、岩牡蠣を楽しんで、冬には、真牡蠣を楽しむ。
なんて贅沢なのでしょう(^^)
ちなみに、完全な余談ですが、私の一番好きな牡蠣の食べ方は、フライパンに牡蠣を並べて蓋をして、殻の口が開くまで焼いていただく方法。
だいたい5個で約15~20分くらいですかね。
まぁ、牡蠣の大きさで多少の差は出ると思うのですが(^^)
あ~、食べたくなっちゃいましたね(笑)
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