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「ず」と「づ」の違いって?迷わない使い分け方はあるの??

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最近、急激にひらがな、カタカナが読めるようになりだした、我が家のちびさん(^^)
読めるということが楽しすぎて、目に映るものすべてを大きな声で読み上げてくれます(笑)

でも、そんなちびさんをなやませる字があるのです・・・。
それは、「ず」と「づ」。
どちらも同じ発音をしますよね??

なので、ちびさんの頭の中は「???」で一杯になってしまっている様なのです。
母としては、その「???」を解決してあげたい。でも、私自身もよく分からない(><)
「ず」と「づ」の違いについて調べてみることにしました。

「ず」と「づ」の違い迷わない使い分け方

調べてみたところ、この「ず」と「づ」には国で定められたルールがあるということが分かりました。
文部科学省が「現代仮名遣い」できちんと決められていて、そのルールに則って言葉の表記をしましょう~という事のようなのです。

では、その中に書かれている「ず」と「づ」の使い方のルールとは一体どんなことなのでしょうか??
「現代仮名遣い」には「ず」と「づ」に関するルールについて

語を書き表すのに、現代語の音韻に従って「ず」を用いる。
ただし、特別な場合にだけ「づ」を用いる。
と書かれています。つまり、基本的には「ず」でOKですよ~、ってことですね(^^)

けれど、「例外がある」とも書かれている・・・。
では、その例外を少し詳しくみていくことにしましょう。

例外その1:同じ音が連続する場合

続く(つづく)
綴り(つづり)
鼓(つづみ)

例外その2:二つの意味のある言葉が重なって一つの言葉になったもの

三日月(元のことばは「つき」なので「みかづき」)
お小遣い(元の言葉は「つかい」なので「おこづかい」)
道連れ(元の言葉は「つれ」なので「みちづれ」)

例外その3:二つの言葉だけれど、分けて考えることができない場合

 稲妻(稲と妻は分けて考えることはないので「いなずま」)
 固唾(固い唾「つば」とは考えないので「かたず」)

う~む。
理解できるようで、なかなか難しい気もしますね。 これを我が家のちびさんに分かるように説明するのは至難の業かも・・・(><)

ちなみに、この現代仮名遣いは1986年(昭和61年)と比較的新しく決められたルールなのだそうですが、その前にこの「ず」と「づ」の違いを学んだ人と、それ以降で学んだ人とでは、若干、使い方に違いが見られるようです。
まぁ、仕方ないですよね。そのときは、そう習ったんだから・・・。

でも、そのあいまいさで例えば会社での書類なんかで、間違いを指摘されたりしたら、お互いにすっきりできない気がしますよね?
「私は『ず』と習った」「いや~、そこは『づ』だろう」なんてね。

それでは、堂々巡りで結論が出なくなっちゃいますよね(><)
我が家のだんなさんにこの話を、チラッとしてみたところ、「あ~、それね。うちの会社では共同通信社の記者ハンドブックを使って統一するようにって、決まっているよ~」と言っていました。

調べてみたところ、記者ハンドブックなるものは、「新聞で使われている統一表記を示したもの」なのだそうです。
そうやって、会社で決めてもらえたら、揉め事になるようなこともないですよね。

ずとづの使い分けを子供にも分かりやすく教える方法

一番説明しやすくて、分かりやすいな~と私が感じた方法は、
「『ず』か『づ』か迷った時には、濁点をとって考えてみること」という方法ですかね。
例えば、おこづかいは「おこつかい」「おこすかい」って考えると「おこづかい」の方が意味が分かる気がするよね、というやり方。
これなら、我が家のちびさんにも何となく伝わるかも?!

*すべてが、これに当てはまるわけではないので、最終的には、通常は「ず」を使って、例外の「づ」と表記するものはその言葉が出てきたときに覚えていく! という方法しかないのかもしれないですね。

まとめ

・「ず」と「づ」の使い方は「現代仮名遣い」で決められている。
・基本的には「ず」を使う。
・例外として「同じ音が連続する場合」「二つの意味のある言葉が重なって一つの言葉になったもの」「二つの言葉だけれど、分けて考えることができない場合」といったものがある。
・「ず」と「づ」の使い分けについては1986年より前に習ったかと、後に習ったかで若干違ってくる。
・混乱を避けるには、例えば会社などで使い方を統一するとよい。

といったところでしょうか??
普段何気なく使っている日本語ですが、なんて奥の深いものなのでしょう。
いつか、なにの迷いもなく、子どもたちに説明できるようにハッキリした使い分けの方法が出来上がるといいな~と思う、母でした(^^)

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