ちょっと前にCMで「やる気スイッチ」という言葉を聞くことがありましたが、皆さんは、自分のやる気スイッチの場所を知っていますか??
「やる気」とは
「やる気」とは
物事をやり遂げようとする積極的な気持ちだそうです。
やらなければならないことは沢山あるのに、なかなか重い腰が上がらない・・・。
「やらなければ」と思えば思うほど、なぜか手がうごかず、時間がかかる・・・。こんなことってありませんか??
実は、きちんと物事を行えている時には気付かない「やる気が出ない理由」というのがある様なのです。
「やる気が出ない理由」とは
その、理由とは・・・
悩み、考え事など他に気になることがある。
「やらなければならないこと」が好きでない(嫌い)。
人の心と体って、切り離して考えることは出来ないですよね?どちらかに不調があれば集中して物事に取り組むことなんてできないし、興味のないことや嫌いなことにはなかなか気乗りがしないですよね?
「やる気スイッチ」を入れるにはどうしたらいいの?
では、そんな時、「やる気スイッチ」を入れるにはどうしたらいいのでしょうか??
セルフケアで心と体を健康な状態にする。
しっかり睡眠をとり、栄養バランスのとれた食事を食べて、適度な運動をすること。これが人間の行動におけるすべての基本になります。
やらなければならないことを一度整理する。
やらなければならないことを紙に書き出してみて、それに期日や優先順位をつけてみましょう。
いわゆる、TO DOリストを作ってみるのです。そうすることで、優先順位がわかり頭の中が整理されます。
とにかく少しでも手をつけてみる。
これ、「少しでも」という所が重要です。
例えば勉強なら、とりあえず1問解いてみる。
これは心理学的に「ベビーステップ」と呼ばれ、効果が実証されているのだそうです。
ひとつひとつ、小さな行動を地道に続けることが、結果的にやる気を持続させることに繋がるのです。
「モチベーション」とは
では、よく「モチベーションをあげていこう!」とか「モチベーションを持続しよう!」と言われる「モチベーション」とはどういう意味でしょうか?
「モチベーション」とは、人が行動をする時の心理的な理由の事を指すのだそうです。つまり、
のことです。
例えば
「医者になる」という目標のために「大学に入るための勉強をする」とします。
「絶対に医者になるんだ」という気持ちが強ければ強いほど、心に力が入りますよね?そうすると勉強を継続する力が湧いてくるのです。
でも、万が一「やっぱり無理かも・・・」「医者になんかなれっこない」などと考えてしまうと、気持ちが下がってしまい勉強を続けることができなくなってしまいます。
このように、行動を続けるために「目標を達成したいという気持ちをいかに持ち続けられるか」にモチベーションが関わってくるのです。
モチベーションはどうやったら上がる??
なんの取掛かりもなく、いきなりモチベーションをあげようといっても、それは難しいですよね?
例えば、プロのスポーツ選手も最高のプレーをするためには、まずはウォーミングアップから始めるはずです。
そして、徐々にモチベーションを上げていくのです。
同じように、私たちが何か行動を起こす時にもその前に、ウォーミングアップとなるものを用意しておくとモチベーションが上がりやすくなるのだそうです。
「お片づけ」
そこで、おすすめされるものが「お片づけ」だというのです。
例えば勉強の前に、
机の上を少し整理してみる、
本を元の場所に戻してみる、
自分のお気に入りのものを身の回りにおいてみるなど、
自分にあったやり方で「お片づけ」をしてみてください。
体を動かすことで、脳の働きがよくなりますし、何より、部屋が整理されることで心がすっきりします。
心理学的には、何かを始めることで次の作業に入りやすくなることがわかっています。これを続けて行く事で、「やりたい」から「やる」へモチベーションが変わっていくのです。
まとめ
・「やる気」とは物事をやり遂げようとする積極的な気持ち。
・「モチベーション」とは、人が目標に向かって行動を起こし、それを続ける心の力(動機付け)。
ここまででわかったことは、「モチベーションが無いのにやる気だけがある」という状態は基本的にありえないということです。
つまり「モチベーション」という土台のうえに「やる気」が乗っかってくるということです。だって、物事をやり遂げようとする積極的な気持ち(やる気)になる為には、目標に向かって行動を起こし、それを維持し続ける心の力(動機)が必要ですものね。
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