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「保冷剤」と「保冷材」って違う??保冷以外の使い方もご紹介します!

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この間、私がランチバックに入れっぱなしにしていた保冷剤で遊んでいた我が家のちびさん。
強く握り締めすぎたせいか、外の袋が破れてしまい、中身をばら撒くという大惨事を招きました(笑)
本人は、ちょっとしたパニック。何かニュロッとした得体の知れない物質が手についてしまったのであたふたしてました(^^)

「保冷剤」と「保冷材」って違う??保冷以外の使い方もご紹介します!


保冷剤とは、主に食品の腐敗を防ぐため、また、人の発熱時に額などに当てる熱さましや、熱い時に涼を取る為に使われるものの事をさしています。
蓄冷剤(ちくれいざい)とも言います。

一般的に袋詰めされて使用・市販されている保冷剤(アイスパック)には約99パーセントの水と高吸水性樹脂(ポロアクリル酸ナトリウム)、防腐剤、形状安定剤が入っているのだそうです。当たり前ですが、常温では保冷効果はないので、冷凍庫で充分に凍らせてから使用します。
保冷剤は、使用して温まってしまってももう一度凍らせれば繰り返し使えますよね?
なので、一度しかつかえないドライアイスなどと比べても、便利で経済的です。

ところで「保冷剤」って「保冷材」と表記することもありますよね?
その違いっていったい何なのでしょうか??
調べてみたところ、ある物質を何かの目的のために役立たせる場合に、その物質の形状や重さなど物理的性質が大切な時には「材」がふさわしく、その効能や性質の変化など化学物質が大事な場合には「剤」がふさわしいとのことでした。
それで、保冷剤について考えてみると・・・、どちらでもいいのでは?! という結論に勝手に到達いたしました(笑)
保冷材と表現すれば、保冷をする目的に仕様されているものですし、保冷剤と表現すれば、凍った保冷剤が保冷効果を発揮するのだからそれも間違いではない。
ということで、どちらでもOkと考えるのが妥当なのではないでしょうか?

さて、話はもどりますが、我が家同様に、きっとどこのご家庭でも冷凍庫の中に、ケーキについていたりした保冷剤がきっと常備されているのではないでしょうか??
これは、食品の腐敗を防ぐために使われているものですよね。

その他に、人を冷やす用の保冷材として、我が家には「アイスノン」なるものがあります(^^)
こちらは言わずと知れた、頭の下に凍りまくらの代わりに敷いて使用するものですよね。
また、暑さの厳しい夏真っ盛りなどには、食品保冷用の保冷材がもれなく人を冷やす用の保冷材に早代わりすることもあります(笑)
猛暑厳しい、近頃の日本で、なかなかの活躍をしているこの、保冷材。
実は、保冷以外にも使い道があるって知ってましたか??

保冷剤の保冷以外の使い方

先にも書きましたが、日本で出回っている保冷剤の多くは、水と吸水性ポリマーと呼ばれる化学製品を混ぜ合わせたものです。
この、吸水性ポリマーには、水を吸収して固める性質があって、紙オムツなどにも使われています。
じつは、この吸水性ポリマーの性質を利用するとなんと、消臭剤を作ることができるのです!!

吸水性ポリマー→消臭剤

作り方は簡単♪
保冷剤を解凍して柔らかくしたら、袋から取り出して別の容器に入れるだけ(^^)
たったこれだけなんです。ね? 簡単でしょ??
簡単すぎて、思わずいくつも作ってしまいそうになっちゃいますが・・・。
絵の具や水性ペンを使って色づけしてみたり、ビーズやビー玉などでデコレーションしてみたりと、自分の好きなようにアレンジが楽しめます。

ただ、一つ注意してもらいたいのは、小さなお子さんがいるおうちや、ペットがいるおうちでは誤飲しないように、お子さんやペットの手が届かない所に置くようにして下さいね。

保冷剤が消臭に役立つ理由

ところで、どうして保冷剤が消臭に役立つのでしょうか??
実は、吸水性ポリマーは市販の消臭・芳香剤にも使われているのです。解凍されてプニプニのジェル状になった吸水性ポリマーには、表面に小さな凸凹ができています。このくぼみの部分が、臭いの原因となっている物質を吸い寄せ、取り込んでくれるというわけです。

吸水性ポリマー→保水剤

さらに、もう一つの使い道(^^)

ガーデニングが趣味の人って、結構いらっしゃるのではないでしょうか??
お庭で本格的に! までいかなくても、鉢植え程度なら~って方もいらっしゃいますよね。
でも、長期に旅行で家を空けるときなんか、心配ではありませんか??

そんな時におすすめなのが、この吸水性ポリマーです。
使い方は簡単!! 解凍したジェル状の保冷剤を鉢植えの中や畑の土にまくだけです。
水を含んだ吸水性ポリマーから、水分が徐々に土の中に解けていき、保水剤の役目を果たしてくれるのです。
実は、砂漠地帯を緑化する際にもこれと似た方法が使われているんですよ。吸水性ポリマーに含まれている微量の防腐剤が、植物に与える影響はないと言われているので安心してください。
土に巻くだけでなく、切花などを生ける際のオアシスとしても利用できます。ジェル状になっているので茎が安定して生けやすくなります。吸水性ポリマーは時間がたつと乾いてしまうので、様子を見ながらお水をたしてくださいね。

まとめ


・保冷剤(アイスパック)には約99パーセントの水と高吸水性樹脂(ポロアクリル酸ナトリウム)、防腐剤、形状安定剤が入っている。
・保冷材と表現すれば、保冷をする目的に仕様されているもの、保冷剤と表現すれば、凍った保冷剤が保冷効果を発揮するとなり、どちらの表記も間違っていない。
・保冷剤から、消臭剤ができる。
・保冷剤が、植物にお水を与えてくれる。

なかなか優秀な、保冷剤。
保冷以外にも、どんどん、活躍の場が広がりそうですね。

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