季節は、食欲の秋。
夏には、暑さにやられて、多少しまっていた身体が徐々にふくよかになっていく時期になってきましたね(><)
この時期になると、いつも考えるのが「ダイエットのために何か運動を始めようかな~」ということ。
まぁ、いつも考えるだけで実行に移されることはないのですが(笑)
ランニングは痩せない?老化しちゃうって本当??科学的根拠はあるの?
何か運動を~と考えた時、一番先に出てくる選択肢として「ランニング」がありますよね?
でも、このランニング、一説には痩せないと言われているのをご存知ですか?
しかも、痩せない上に、老化が進んでしまうのだとか?!
これって、ランニングをしている人や、これから始めようとしている人には一大事ですよね??
今回は、この説について調べてみることにしました。
ランニング【有酸素運動】と老化とダイエット
そもそもランニングというものは、巷で良く耳にする「有酸素運動」に分類されます。
この有酸素運動、これを行うと、私たちの体の中には、活性酵素というものが作り出されます。
この活性酵素は
・傷ついた細胞を新しい細胞に入れ替える。
という働きをしてくれる優れものです。
じゃあ、活性酸素が作られるから、ランニングはいいんじゃない? と思われた方、そう思いますよね?
だけど、この活性酵素。たくさん発生してしまうと正常な細胞まで傷つけてしまい、老化を早めてしまうと言われているのです。
そう。適度に活性酵素を発生させるような有酸素運動であればいいのですが、ストイックにランニングを行い、体をいじめてしまうと、この活性酵素のおかげで、老化を早めてしまうことになるのです。そして、屋外を走ると紫外線によって皮膚の老化が起こることも考えられます。俗に言う「ランナーズフェイス」というものですよね。
健康目的の軽いランニングでは、老化が進むことはない!?
けれど、逆に言えば、健康目的の軽いランニングでは、老化が進むことはない!ということですよね。
軽いランニングですよ~。必死に何十キロも走るのは、軽いランニングとは言わないですよ~。
ですが、アンチエイジングの効果を求める時には、ランニングより、少し息が上がるくらいの速さでのウォーキングを20~30分程度行うほうが、効果が期待できるそうです。
日常生活消費カロリーは?
人はカロリーを消費しながら生きています。つまり、普段の階段の昇り降りや、物を持ち上げたりするといった作業が日常生活で使われている消費カロリーになります。一般的にこの日常生活消費カロリーは、1日500~1000キロカロリー程度あるといわれています。
筋トレをしたり、心肺機能を鍛え続けて疲れにくい体を作ることでこの日常生活で使うカロリーを増やしていくと人は痩せやすくなると言われています。
有酸素運動を行って体脂肪を1kg減らすには?
けれど、例えば、有酸素運動を行って体脂肪を1kg減らそうと思ったら、77時間走らないといけないのだそうです。
ランニングの消費カロリーは体重(kg)×距離(km)になります。
なので、体重60kgの人が5km走っても300キロカロリー(おにぎり2個分)しか消費されないというのが現実なのだそう。
そういわれてしまうと、ダイエットにランニングは不向きのように感じますよね。
もちろん、ランニングを行ったことでこれまでよりも、身体がしまってやせたように見える人がいるのも事実ですが、どうやら、ランニング = ダイエットというように結び付けてしまうことは間違っているようです。
人は、有酸素運動をして、体内の糖質を使い切ると、脂肪をエネルギーに変えるようになるそうです。なので、有酸素運動を始めた当初はやせることも見られるようです。
けれど、この状態を続けていくと、体についている脂肪だけでなく、筋肉も分解されていってしまうそうです。つまり、走れば走るほど、筋肉が落ちてしまうのだとか。
そう言われてみると、長距離の選手の人たちって、痩せていてあまり筋肉質ではないような気がします。あれは、脂肪と一緒に筋肉が落ちていってしまっていた状態なのですね。
そうして筋肉が落ちてしまうと、今度は代謝が落ちていってしまいます。
なるほど、それでは、痩せなくなってしまいなすよね。
まとめ
・ストイックな有酸素運動は、活性酵素の作用で、老化を早めてしまうことに繋がる。
・屋外を走ることで、紫外線を浴び、皮膚の老化が起こることがある。
・健康目的の軽いランニングなら、老化が進むことはない。
・ランニングをストイックに続けすぎると、筋肉量が減ってしまい、痩せ難くなってしまう。
つまり、やりすぎはいけないですよ~ってことですよね(^^)
健康目的にほどほどの緩さで、ランニングをすることは決して体に悪影響を及ぼすわけではないようです。
まぁ、意志の弱い私には出来ないことなのですが・・・。
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