実家で、ゴキブリ談義に花が咲いたときのこと・・・
ゴキブリを食べてくれるクモがいるでしょ? あれがいればゴキブリはいなくなるんだけどね~
えっ?? ゴキブリを食べてくれるクモ??
そんなのいるの?
早速、そのクモについて調べて見る事にしました。
アシダカグモ益虫
「アシダカグモ」ゴキブリを食べてくれるクモ
アシダカグモ(脚高蜘蛛、学名:Heteropoda venatoria)は、アシダカグモ科に属するクモの一種。
人家に棲息する大型のクモとしてよく知られています。
徘徊性で、網を張らず、歩き回って獲物を捕らえるのが特徴です。
ゴキブリなど、家の中の衛生害虫を食べる天敵としては益虫ですが、姿を苦手とする人にとっては不快害虫でもあります。
その姿を画像で見てみたところ、ちょっとショックを受けるくらいの姿をしていてビックリしました。
我が家に現れるクモといったら、大きくても1cm程度の子たちで、見つけても紙か何かに乗せて外に出てもらうことは女の私でも簡単に出来る作業です。
でも、この「アシダカグモ」さんはそんなわけにはいかない姿をしていました。
アシダカグモの体長
メスで20~30mm、
オスで10~25mmに達し、全長(足まで入れた長さ)は約100~130mmで、足を広げた大きさはCD1枚分くらいだそうです。
全体にやや扁平で、長い歩脚を左右に大きく広げ、歩脚の配置はいわゆる横行性で前三脚が前を向き、最後の一脚もあまり後ろを向いていないそうです。
歩脚の長さにはそれほど差がなく、身体の色は灰褐色で、多少まだら模様があります。
10cmのクモって、相当大きいクモですよ?! さらに、まだら模様って!!
そんなのが、家の中を徘徊して周っていたら、そのクモに遭遇したら・・・、あまり虫の得意でない私的には、考えるだけで、身震いしちゃいます(><)
でも、このアシダカグモ、先にも書いたように益虫なんです。
「アシダカ軍曹」
その捕食能力はすばらしく高く、一晩で20匹ものゴキブリを捕食することもあるとか。
さらに、彼らは身体に消毒作用のある唾液を塗っており、その液体を駆使しつつ、捕食後は跡形もないくらい、きれいに片付けてくれるらしいのです。
ぐらいだそうです。
「アシダカグモ」夜行性で臆病。
そして、本来の彼らは夜行性で臆病。なので、私たちの目につくような時間に、家の中を徘徊して周ることはしないそうです。
また、巣をはることもないので、姿さえ見なければ、いるのかいないのかわからないような存在のはずです。
まぁ、中にはその姿を私たち人間に見せてしまうクモもいるみたいですが(笑)
その時には、足踏みなどの振動を彼らに感知させると、向こうから逃げていってくれるみたいです。
けれど、本来の彼らは、その大きな身体とは裏腹に、動きはとても素早く、天井・壁・床問わずにどんなでこぼこも難ともせず猛スピードで動くことができるのです。なので、アシダカグモに狙われたゴキブリは大抵逃げ切れずに仕留められてしまいます。
そして、その家の中に存在するすべてのゴキブリを捕食しきると、彼らは次の獲物を探してその家を後にするというのです。
まさに、飛ぶ鳥跡を濁さず・・・的な感じで家の中を汚すどころか、ゴキブリ駆除を専門業者のごとく完璧にこなし、そしてその作業が終了すれば姿を消す。
そう考えると、家にこのアシダカグモがいれば、ゴキブリに悩まされずに済むんですものね。
一家に一匹「アシダカグモ」みたいな(笑)
まとめ
・アシダカグモは、家の中の衛生害虫を食べてくれる益虫。
・大きさは、CD1枚分ぐらい。
・一晩で20匹ものゴキブリを捕食することもある。
・捕食しつつ、消毒作用のある液体を使い、綺麗に掃除もしてくれる。
・アシダカグモが2.3匹いる家では、ゴキブリは半年で絶滅する。
・本来は臆病で夜行性なので、私たちの目に付くことはない! はず。
・巣は作らずに、徘徊してエサを探す。
・動きは素早く、大抵のハントは成功する。
・その家のゴキブリを捕食しきると次の獲物を探していなくなる。
調べてみて分かったことは、見た目さえ我慢できれば、このアシダカグモがいる家はゴキブリがいなくなるというとても素敵なメリットがある!ということ。
ただ、私にしてみればその姿は「セアカゴケグモ」や「タランチュラ」に匹敵するような印象がありました。
まぁ、セアカゴケグモやタランチュラのように人を死に追いやってしまうような毒は持たない彼らなので、その部分さえ我慢して共存できたらいいのでしょうが・・・。
人間では、手の届かない部分のゴキブリ駆除も行ってくれるので、ゴキブリ対策にもってこいではありますね(^^)
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