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「ケアレスミス」って「ミス」とは違うの??また防ぐ方法はあるの!?

仕事

仕事をしているとたまに聞く言葉に「ケアレスミス」というものがありますよね?
皆さんは「ケアレスミス」っていったいどんなことなのか、説明することが出来ますか??
「ケアレスミス」と「ミス」って違うのでしょうか??
今回は、そんな疑問を解明してみたいと思います。

「ケアレスミス」って「ミス」とは違うの??

この言葉は仕事の場で聞く機会が多いように思います。

ケアレスミスの意味

「注意不足による誤り。軽率な勘違い・間違い」

つまり、厳密には自分の能力やそれまでに蓄えた知識量の不足による失敗ではなく、疲れや眠気、もしくは単純に気が抜けている時などに、注意不足による勘違いや誤りをしたことに対して使われる言葉になります。

ケアレス」が「注意力が失われること」を指しているのです。
そして「ミス」は「受け損なうこと。取り逃がすこと。間に合わない」などの意味があります。英語では「careless miss」と表記します。

能力不足による失敗ではないとしても、ケアレスミスは、重大な事故や深刻な問題にも繋がりかねないと思いませんか?
しかも、しょっちゅうケアレスミスを繰り返している様な人は、信用もどんどん失っていくことに繋がってしまいますよね。
それに、もしかすると、自分ではケアレスミスだと思っていても、他の人が判断するとそれは致命的な大きな失敗に当たるかもしれません。
ということは、何かミスをしたときに自分で「ケアレスミス」だと言い切ってしまうのは、社会人としてあまりよいことではないですよね。他人に与える印象も悪くなってしまうかもしれません。

ケアレスミスの由来

じつはこの「ケアレスミス」もともと、和製英語と言われるものです。

1965年に長谷川鑛平が作成した「本と構成」というものの中で、「著者の思いがケアレスミスということもあろう」とかかれたことが始まりと、一説では言われています。

簡単に言い換えると、「著者の思いが勘違いだったということもあるだろう」といったような表現になるでしょうか。

ケアレスミスの類義語

「凡ミス」「ポカをする」「とちる」というような日本語があげられるのではないでしょうか。

「ミス」と「ケアレスミス」

それでは、一般に言う「ミス」と「ケアレスミス」の違いは何でしょうか??

「ミス」は普段よく聞く言葉ですが、実は「ミス」という単語は英単語には存在しません。単純なミス、人為的なミス。ミスした等々。もう、完全に日本語では定着してしまっていますが・・・。
海外で「ミス」と言っても通用しません。
では、海外で、日本で言うところの「ミス」を伝えようと思うとなんと表現すれば言いと思いますか??

正しくは「mistake」

「ミステイク」と表現しなければならないのです。
そして、これは、きっと誰でも想像がつくと思いますが、「mistake(ミステイク)」が単純に短縮され略されて「ミス」となってしまったと言うわけです。

つまり、「ケアレスミス」と「ミス」の最大の違いは、海外で通じる英単語であるかどうか(笑)!!

ケアレスミスを防ぐには

いくつか提案してみたいと思います。

・自分のミスを見直す

 自分のミスを見直すために、ミスしてしまったことを記録していきます。そうすることで、自分がミスを起こしやすいのがどんな時なのか(パターン)、どんなミスをしがちなのかを確認し、分析することが出来ます。

・確認ポイントを貼り出す

 自分が間違えるポイントをメモにして手元に置き、確認をしてみます。さらに、確認時には、声を出したり、指差し確認することで耳、目の両方で確認を取ります。

・気の緩みをチェック

 慣れた仕事だから、と気持ちが緩んでいないかを確認しましょう。

まとめ

・ケアレスミスの意味は「注意不足による誤り。軽率な勘違い・間違い」
・「ケアレスミス」と「ミス」の最大の違いは、海外で通じる英単語であるか

かるく「ケアレスミス」と言っても、例えばそれが医療現場であったりすれば、それは人の命に関わる重大なミスに繋がりかねません。
人の命まで懸かっていないとしても、仕事上のケアレスミスは、多くの人に迷惑をかけたり、仕事の進行状況に影響が出たりします。
つまり、「ケアレス」だろうがなんだろうが、「ミス」をしない様に注意深く、仕事に取り組むことが、一番大切なのではないでしょうか(^^)

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