私の周りに、最近、妊婦さんが増えてきています(^^)
日に日に大きくなっていくお腹を抱えながら、お仕事を頑張っている人がほとんどです。
でも、そうやって頑張っているママたちも、きっと、心配に思っていることが沢山あるんじゃないかと思います。
妊娠と仕事
妊娠中の仕事について、法的に決まっている事は、出産予定日の6週間前(妊娠34週)まで働くことができるということ。
ただし、医師の許可があって、妊婦さん自身に働く意思があれば、出産ぎりぎりまで働くことも可能です。
けれど、出産予定日6週間前を過ぎているにも関わらず、会社が妊婦さんに働くことを強要することは法律で禁止されています。
法律でそうは決まっていても、妊婦さん自身の体調によってそれらは変わることを覚えておいてくださいね。
妊娠中、やらないほうがいいこと
妊婦さんによっては、妊娠したらすぐに産休に入る人もいれば、お腹が大きくなるまで働き続ける人もいますよね。
けれど、どの妊婦さんにとっても「どこまでやっても大丈夫なの?」と心配や不安になることが多いと思います。
厳密に言うと、妊婦さんがやっていいこと、よくないことというのは決まっているわけではなく、そういうデータもないのだそうです。
だとしたら、「これはやっても大丈夫?」と不安になった時、どうしたらいいのでしょうか?
体調が不安定でない時に限れば、一般的に見てお腹の大きな妊婦さんがそれをやっていて周りの人が「危ないな」とか「辞めておいたほうがいいな」と思うようなことはやらないと考えるのがいいようです。
ちょっと考えてみてください。
例えば、お腹の大きな妊婦さんが、電車に乗るために駅のホームを猛ダッシュ・・・なんてしていたら、周りの人たちは「危ない!」って思いますよね?
自転車に乗って、すごいスピードで走っていたら・・・?
そうやって考えると、少し、やっても大丈夫かな?と不安になった時の判断の仕方がわかるのではないでしょうか?
これは、お腹が大きくなる前の初期の妊婦さんでも考え方は同じです。「お腹が大きな妊婦さんはやらない」=「お腹が小さい時期の妊婦さんもやらない」ということですね。
妊娠中の仕事
・座り仕事
妊娠中は、一般的に座り仕事が一番楽だと思います。
けれど、妊娠中は身体の変化や大きなお腹が足の付け根を圧迫してしまうことなどで、足がむくみやすくなります。
長時間座りっぱなしになるのではなく、時々、立ち上がって身体を動かすなどしてむくみを予防しましょう。
また、少し足を高くする、座った状態で、ふくらはぎを動かす動きをする(足踏みや、かかとの上げ下げ)ことでポンプ作用が働いて血流をアップしてくれるのでお勧めです。
・立ち仕事、外回り
立ち仕事も、外回りも、無理にならない範囲であれば心配いらないでしょう。
ただ、疲れたときには休む、座って休憩をとるなどして、上手に自分の体調と向き合ってください。
また、立ち仕事や外回りが負担だと感じたときには、職場に相談し、座ってできる仕事にしてもらうなど対応をしていきましょう。
・出張
出張に関しては、産婦人科の先生に相談して決める必要があります。自分では気付いていなくても、例えば子宮頚管が短くなっているなんていうこともあったりするので、先生に相談をしてから決めましょう。
・夜勤
どの内容もそうですが、基本は無理になっていないかを基準に考えてください。
もし、辛いのであれば、夜勤からはずして貰うのがいいでしょう。
妊婦さんは「夜勤を外してほしい」と職場に言う権利があります。
・喫煙、飲酒
妊娠中のタバコとお酒は、赤ちゃんへの血流を妨げて、栄養が行き届きにくくなり、発育に影響を与えてしまう可能性があります。
例えば、自分自身が喫煙しなくても、周りの人がタバコを吸うことで受動喫煙の状態になっているのであれば、遠慮なく、申し出ればいいと思います。
また、職場での飲み会などは、体調が良ければ出席してもかまわないと思いますが、お酒を飲むことは控えたほうがいいでしょう。
まとめ
・妊娠中、やらないほうがいいこと = お腹の大きな人がやっていたら周りの人が「危ないな」と思うようなこと。
・座り仕事 : むくみに気をつけて行う。
・立ち仕事、外回り : 無理のない範囲なら問題ない。
・出張 : 産婦人科の先生と相談して決める。
・夜勤 : 妊婦さんは「夜勤を外してほしい」と職場に言える。
・喫煙、飲酒 : 控えましょう。
元気な赤ちゃんの顔を見るために、まずはママの身体を愛しんでくださいね。
それが、お腹の赤ちゃんを愛しむことに繋がるのだと私はおもいます(^^)
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