先日、平日にお休みをもらっただんなさんと家族でお出かけしていたときの話し。
だんなさんの携帯がなりました。
「はい、はい。その件に関しましては、本日中にメールにてご返信をさせていただきます」と丁寧に対応していただんなさん。ちゃんと、社会人の対応ができるんだな~と、なんだか感心(笑)
けれど、でんわ切った途端、
「ねぇ、ねぇ。『本日中』って言っちゃったんだけど、0時になるまでにメールしたら大丈夫だよね??」って。
ちょっと感心していたのに(><)
だけど、その辺のハッキリしたことは私も分かりません・・・。
というわけで、調べてみることにしました。
「今日中」と「本日中」の意味の違い
同じような意味合いで使われる言葉に「今日中」というのもありますよね?
二つは、同じ意味でいいのでしょうか??
調べてみたところ、「今日中」も「本日中」も意味は同じのようです。
違いといえば、「今日」は文語(大和言葉)で、「本日」は漢語だと言う事だけのようで、意味や使い方に違いはないようでした。
それでは、後ろについている「中」には、どのような意味があるのでしょうか??
一般的に考えたら、ほかの語句の後ろに付くと「決められた範囲内」を表すことになります。
「今日中」「本日中」って何時までのこと??
そうなると、だんなさんの言うように「今日中」「本日中」とは一体何時までのことを言うのかが気になってきますよね?
アットホームという会社の調査によると、30代から40代の働く男性に聞いたところ、
「今日中」とは「17時」までと答えた人が27.3%と最も多かったようです。
次いで、「18時」が15.3%、
「24時」が13.3%だったということです。
「17時」「18時」といった時間帯は、多くの企業が終業時間だと考えられます。
つまり、42.6%の人が「今日中」とは「終業時間」までだと考えているということですよね。
けれど、一方で、仕事上でも日付が変わるまでが「今日中」だと考えている人もいて、「依頼側が出社する翌日までに到着していればいい」と考える人もいる様です。
つまり「今日中」にしても「本日中」にしても、正確に定義されておらず、捉え方に個人差があるということですよね?? どれが正解というわけではなくて、個人の感覚やそのときの状況によって変わってくる・・・(><)
これって、一番厄介なパターンなのでは?! じゃあ、いったいどうしたらいいの??ってなりますものね。
例えば、17時と24時では、7時間もの差があります。だんなさんのように「本日中に」と言っておいて、だんなさんは24時までと認識していて、相手側は17時までと認識していたとしたら・・・。
相手側の人にとっては、待てど暮らせどメールが来ない!! イライラしながら、だんなさんに不満を募らせていくのは目に見えてますよね??
けれど、だんなさんの方は24時までまだまだ時間があるから~と私たち家族とのお出かけを楽しんでいる。
これでは、それ以降の仕事の関係にも影響が出てきてしまいますよね??
そうなると、待っている側の気持ちに立って、時間の設定をすることが社会人としてはいいような気がします。特にビジネスにおいての「今日中」「本日中」であれば「相手の勤務時間内を指す」と認識しておくのがいいでしょう。
けれど、いくら勤務時間内と言っても、相手の終業時間ぎりぎりでは、慌しくさせてしまいますので、相手の時間の都合を考慮した時間を設定することが一番いいのではないでしょうか?
一般的に言われている範囲や、相手の状況を配慮して対応出来るという心配りができることが、何よりも大切だと思います。
ところで、先ほどのアットホームの調べでは、
そうです。
時間帯でみると、最も多いのは「1時間以上3時間未満」が29.7%で3割にのぼったそうです。
ということは、わがやのだんなさん、今すぐ、メール送ったほうがいいということですよね??
中「ちゅう」と中「じゅう」の違い
また、これは余談なのですが、気になったので「ちゅう」と「じゅう」の違いについても調べてみました。
また「じゅう」は、「機関を表す語に付いて、その間ずっと、その期間の初めから終わりまで」といった意味
だそうです。
まとめ
・「今日中」と「本日中」に違いはない。
・「今日中」も「本日中」も、正確に定義されていない。
・ビジネスにおいては「相手の勤務時間内を指す」と認識しておくのがいい。
では、だんなさん、さっそく、お仕事の相手の方に、メールを送る必要がありますね(^^)
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