先日、惜しまれながら引退されたイチロー選手。
引退記者会見を見ていて、「この人って、こんなに話をする人だったんだ」と感じたのは私だけでしょうか??
普段は、どちらかというと寡黙な人、といった印象だったので正直驚きました(^^)
【努力の天才】イチロー
改めて説明しなくても、皆さんよくご存知だとは思いますが、イチロー選手は、本名を鈴木一郎 といいます。
日本や、アメリカメジャーリーグのシーズン最多安打記録や、10年連続200安打、また、日米通算4367安打はギネス世界記録にもなっています。
小学生時代は、エースで4番。
中学でも、野球部に所属し、学校の成績も優秀だったそうです。
高校時代は、愛工大名電に進学し、2度、甲子園に出場したものの初戦敗退に終わっているそうです。それまで投手でしたが、交通事故による怪我が原因で投手から野手に転向したのだそうです。
そして、1991年、オリックスに入団。1994年、新しく就任した仰木監督はイチローを一軍に呼び、その後は1番打者として活躍し、多くの記録を塗り替えていきました。
そして、2001年、野手としては日本人初のメジャーリーガーとして、シアトル・マリナーズへ移籍し10年連続200安打など数々の記録を打ち立てました。
その後は、2012年にニューヨーク・ヤンキースへ、そして2015年にマイアミ・マーリンズに移籍し、メジャーリーグ史上30人目の通算3000本安打を達成しています。
イチローは天才と言われることが多いですが、彼が天才と呼ばれる理由の一つにバットコントロールがあると思います。
野球史上イチローよりバットコントロールがうまい選手はいないとすら言われるほどです。
そして、イチローの動体視力も並外れているといわれています。これも、天才と言われるポイントの一つだといえると思います。
でもそれ以上に彼を天才と言わしめたのは、その努力。「努力の天才」だったということ!
イチローは小学生のころ父親とほぼ休み無しで練習を続けたといわれています。また、高校生時代には深夜に一人でバットを振り続けていたという話も残っています。
でも、彼は、その努力してる姿を人にひけらかすような性格を持っていなかったように思います。人に見えないところで、人一倍の努力を惜しみなく行っていたからこそ、様々な記録を打ち立てて行く事ができたのだと思います。
イチロー選手の名言 失敗を重ねる【壁がある時はチャンス】
そんなイチロー選手は、これまでに様々な言葉を残しています。
そんな中で、
という彼の言葉には、「努力の天才」の遍歴が見え隠れしている様に思います。
数多くの、失敗や挫折があって、それを乗り越えるために沢山の努力をして、そしてその結果記録が生まれる。それは決して、簡単になし得たものでないことがひしひしと伝わってくるように思います。
そして彼は、
とも語っています。
目の前に壁が現れたとき、それは乗り越えられる可能性のある壁だと信じ、乗り越えるための努力をする。それは、きっと彼が、小学生のころから変わらずに行ってきたことなのだと私は思います。
また
という彼の言葉にもある様に、きっと、彼にも逃げ出したくてたまらなかったことがあるのだと思います。でも、うまくいかない時期が続いても、失敗を重ねても、逃げ出さずにいつかうまく行く為の努力をする。そうやって彼は野球を、人生を過ごしてきたのだと思います。
まとめ
・イチロー選手は、天才でなく「努力の天才」
・失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいってという繰り返し
・4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきている
・壁がある時はチャンス】壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。
そとから見ているだけの人からすれば、イチロー選手は野球のセンスのある天才ですよね。
けれど、本当は、誰よりもトレーニングをし、練習をし、研究をしていた努力の人だった。
その努力によって、他人から「天才」と言われるようになったのだということを彼の言葉から知ることができました。
これって、野球にだけ言えることじゃないですよね??
人は、努力をすれば、壁を乗り越える力を身につけることができる。
そのことを教わった気がしました(^^)
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