赤ちゃんの寝かしつけって、皆さんどうしていますか?
私は、一番上の子のときは、何もかもが初めてですごく苦労したのを覚えています。
旦那さんは仕事で遅く、赤ちゃんと二人っきり・・・。なかなか寝ついてくれず、泣き続けるわが子にほとほと困り果て、一緒に「わ~ん」と大泣きしたこともあるぐらいです(笑)
今なら笑い話として話せるけれど、当時の私は必死でしたから、この泣き止まない、寝てくれないわが子をどうすればいいのか途方にくれていました。
現在進行形で、同じ思いをしているお母さんたちのお役に立てればいいな~と思い、今回は、赤ちゃんの寝かしつけについて書いてみたいと思います。
【赤ちゃんの寝かしつけや時間】
生まれたばかりの赤ちゃんの生活のリズムを見てみると、おっぱいやミルクを飲んで寝て、またおきたらおっぱいやミルクでといった感じですよね?
でも、月齢が経っていくと徐々に起きている時間が長くなっていきます。そうなると、夜、眠りにつく時間をきちんと決めてあげて、生活のリズムを整えてあげるのがいいですよね。
よく育児書なんかには、「21時には寝かせるようにしましょう」と書いてありますが、これは、寝ている間に分泌される成長ホルモンが、22時から分泌されるために、22時にはしっかりと眠っておくことが理想とされているからなのだそうです。
そうは言っても、「さぁ、寝る時間ですよ。おやすみなさい」で赤ちゃんが寝てくれるわけもなく・・・。
今日から出来る寝かしつけ5つのポイント
では、赤ちゃんを理想の時間に寝かせるためにどのようなことをしてあげるといいのでしょうか?
5つのポイントを挙げてみたいと思います。
1.入眠の儀式を決める。
「入眠儀式」とは、これが終わったら、寝るんだな~と、赤ちゃんが思う儀式のことです。赤ちゃん自身がそう思えるようにこれは繰り返し行って、習慣づけていく必要があります。
ただし、いったん習慣化すると、赤ちゃんはいつもそれを期待するようになりますので、ずっと続けることができるものかどうか慎重に決めていく必要があります。
例えば、暖かいお風呂に入る、お気に入りの絵本を読む。お気に入りの歌を歌ってあげる、背中やお腹をトントンしてあげる。添い寝する、といった感じのことがむかしから実践されていたように思います。また、ゆったりとした音楽をかけてあげることもいいかもしれないですね。
2.毎日、ほぼ同じ時間に同じ日課を繰り返す。
先ほども書きましたが、これらは習慣化して行く事で、「こうなったら寝る時間なんだな」と赤ちゃんにわかってもらうことが必要です。
毎日、ほぼ同じ時間に、同じ日課で「入眠儀式」を行うようにしていきましょう。
3.寝る前には気持ちを落ち着かせる。
寝る直前に、刺激を与えると赤ちゃんは興奮状態になってしまい、なかなか寝つくことができなくなってしまいます。
例えば、おもちゃに囲まれて遊んでいたのであれば、出ているおもちゃを片付けてお気に入りを一つだけ持たせてあげるようにしましょう。
また、テレビの光やスマートフォンの光も、眠りを妨げる要因ですので眠る前には避けるようにしましょう。
4.柔軟に考える。
とは言っても、相手はわが子とは言っても他人。なかなか思うように寝てくれないことだってあるはずです。
そんな時は、いつもは一つのお話を二つ読んであげたり、歌を二回歌ってあげてもいいと思います。
お母さんのイライラが赤ちゃんに伝わって、余計眠れない状況を作ってしまいかねないので、そこは柔軟に対応する必要があります。
もし、赤ちゃんが眠ってくれなくても、ぐずるようでないならそのままほうっておいても大丈夫です。但し、危険なことがないかの注意は必要ですね。
また、これは私も時々やっていた方法なのですが、儀式が終わっても寝てくれなかった時には、こちらが寝たふりをしてみましょう。赤ちゃんが落ち着くように、わざと大きめに寝息をリズム良くたててあげると、赤ちゃんも不思議と眠ってしまうことが多かったです(^^)
5.寝かしつけのときは、赤ちゃんに時間を割く。
寝る前の時間は、赤ちゃんとお母さんの大切なスキンシップの時間です。まだまだ、沢山やることが残っている! この子が寝たら、あれをして、これもして! と段取りなんかを考えていたりすると、不思議なことに赤ちゃんは眠ってくれないものです。
本当に不思議なのですが、私もこれは身をもって経験しています。なので、寝かしつけのときは赤ちゃんのことだけを考えてあげる、なんなら、一緒に寝てしまってもいいや~くらいの気持ちでその時間を大切にしてあげてみてください。
【赤ちゃんの寝かしつけや時間】逆にやってはいけない3つのこと
先ほども書いたように、テレビやスマートフォンの光で赤ちゃんに刺激を与えることはしてはいけないですよね。
1.入眠儀式の長さに注意する。
入眠儀式にかける時間が長くなりすぎないように、注意が必要です。儀式が長すぎることで、眠るタイミングを逃してしまわないためにです。月齢によって時間は変わりますが、目安として、10ヵ月の赤ちゃんなら数分、幼児なら15~30分程度がちょうどいい長さです。
2.電気をつけたままにしない。
昼と夜を区別して、夜は眠るための時間だということを赤ちゃんに理解して貰うためにも、眠るときには電気を消して、部屋を暗くしましょう。
そうすることで赤ちゃんは、周りが暗いと眠る時間、明るくなったら起きる時間、とおぼえて行く事ができるのです。
3.哺乳瓶を持たせたまま寝かせない。
赤ちゃんは、何かをくわえると落ち着いて眠れるのは本当ですが、夜通し、ミルクやジュースを与えているとそれらに含まれている糖分で虫歯になってしまう可能性があります。
また、横になった状態で水分を飲むことで、耳の中に液体がたまってしまうような状況にもなりかねません。もちろん事故につながってしまう可能性も考えられますので、これは行わないのがいいと思います。
まとめ
・22時から成長ホルモンが分泌されるので、その時間にはしっかり眠らせてあげるのがいい。
・寝かしつけのポイントは、入眠儀式を決める、毎日同じ時間に同じ日課を繰り返す、寝る前は気持ちを落ち着かせる、柔軟に考える、寝かしつけのときは赤ちゃんに時間を割く。
・寝かしつけ時にしてはいけないことは、入眠儀式が長くなる、電気のつけっぱなし、哺乳瓶を持たせたまま寝かすこと、
いろいろ書きましたが、私が経験上感じることは、思い通りいかなくて当たり前。
思い通りいってくれたら、ラッキー♪ くらいに考えておくことが、イライラを溜めない秘訣なのだということ。
お母さんがイライラしたら、赤ちゃんにも伝わってしまいますものね(^^)
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